イベントレポート
EVENT REPORT
2024.10.24
日本手術看護学会中国地区 岡山分会 DAMセミナー(中級編)
2024年10月12日に岡山分会主催のDAMセミナーを開催しました。 各3名の3グループに分かれて、普段目にしていますが、実際には使用した事のない器具を実際に使用したハンズオンと、こういう場合には、どう対応できるかというシナリオトレーニングの2部構成で行いました。 参加者は手術室経験年数6年目~34年目の方まで幅広い方々のご参加を頂きました。 ハンズオンでは、ラリンゲルマスク挿入・マックグラスでの挿管・ファイバー挿管・輪状間膜穿刺など様々な経験をしました。実際に施行する経験を通して、看護師としてどう介助していくと医師が操作しやすいかも合わせて学ぶことも目的としていました。 アンケート結果においても90%以上の満足度を得ることができました。「現場で行っている手技の理解が深まった」「普段できないことを実際に行うことで難しさを知り、介助をする側の視点が増えた。」「自施設ではあまり見ないもの、起こらない事柄が多く勉強になった」「緊急時に対する対応や手技を実践を通して学ぶことができた」などの回答が得られました。
シナリオトレーニングでは、各グループに特定行為終了看護師がそれぞれアドバイザーとしては入り、小児症例・甲状腺術後症例・緊急症例の3症例を通してどう対応していくか、を学んでいきました。
アンケート結果において、こちらも90%以上の満足度を得ることが出来ました。「緊急症例をすることがないので、何かあった時か起こるかも知れない準備・行動に移せるようにしたいと感じた」「めったに経験するようなことではないが、今回経験したことで少しでも動けるかも知れないと思う。」などの回答を得られました。
3時間の中で、充実した研修内容となったのではないかと思います。ご参加くださった皆様、櫻井先生、特定行為終了看護師の皆様、ありがとうございました。
次年度も開催予定です。少人数の研修になりますので、申し込みはお早めにお願いします。